営業を続けるなら知っておきたいこと

営業を辞めたいと思ったけど辞めなかった僕の話(辞めなくてよかった)

「営業、もう無理かもしれない」

そう思ったこと、ありませんか?

僕は営業6年目になりますが、これまで何度も「辞めたい」と感じてきました。

テレアポで成果ゼロ、同期は表彰される、上司からは「根性が足りない」と詰められる…。

家に帰ってからも「自分は営業に向いてないんじゃないか」と自己嫌悪で眠れない日もありました。

この記事を開いたあなたも、きっと同じようにしんどい思いをしているのではないでしょうか。

でも安心してください。

僕もその一人でした。そして、辞めずに続けたことで気づいたことがあります。

👉 僕が学んだ教訓はシンプルに3つ。

  1. 心と体を壊す環境なら即辞めるべき
  2. そうでないなら最低1年は耐えるとキャリアの武器になる
  3. 逃げ道(副業や転職準備)を持つと心が救われる

ここからは、僕の体験談を交えながら、なぜこの3つにたどり着いたのかをお話ししていきます。


教訓① 心と体を壊す環境なら即辞めるべき

これは大前提です。

もしあなたが、パワハラやいじめ、過労で心身が限界にきているなら、即転職してOKです。

僕の高校時代の友達は、不動産会社に入社したのですが、サービス残業・休日出勤は当たり前。最年少の先輩でも10歳以上上、しかも社員の半数が刺青入りという環境…。パワハラで心をやられ、辞めざるを得ませんでしたが、結果的に公務員に転職して今は安定した生活を送っています。

また、ある同期は「テレアポが取れないのに電話をかけ続けろ」と言われ、9時〜21時まで電話を握りっぱなし。何日も人格否定され続け、精神的に崩れて辞めていきました。

正直、彼らの判断は正しかったと思います。

心身を壊してしまったら、キャリアどころの話ではなくなるからです。


教訓② そうでないなら最低1年は耐えるとキャリアの武器になる

一方で、「辛いけどギリ耐えられる」なら、1年は続けた方がいいと僕は思います。

なぜなら、1年続けただけで職務経歴書に書けることが増えるからです。

僕も1年目は地獄のようでした。

  • テレアポをしても成果がゼロ
  • 同期は表彰されるのに、自分は叱られてばかり
  • 「来月で数字取れなかったら終わりだな」と思いながら眠れない夜

それでも1年経ったとき、少しずつ変化がありました。

「この商談の場面は案外得意かも」とか、「お客さんにありがとうって言われて嬉しかったな」みたいな小さな光が見えてきたんです。

この経験があるから、僕は職務経歴書に書ける実績ができたし、面接でも話せるエピソードを持てました。

👉 もし3ヶ月で辞めていたら、面接で「何を学んだんですか?」と聞かれて何も答えられなかったはずです。

もちろん、地獄のようにきつい環境は論外です。

でも「耐えられる範囲のしんどさ」なら、せめて1年は続けてみてください。必ず後で「武器」になります。


教訓③ 逃げ道(副業や転職準備)を持つと心が救われる

営業を続けながらも、僕を救ったのは「会社以外の選択肢を持つこと」でした。

例えば僕は、ブログを始めました。

最初は月数百円。でも「営業だけが全てじゃないんだ」と思えた瞬間、心が軽くなったのを覚えています。

また、転職エージェントに登録してキャリア相談をしたこともありました。

実際に転職する覚悟がなくても、職務経歴書を一緒に整理してもらうだけで「こんな経験も強みになるんだ」と自信がつきました。

安心してください。エージェントはあなたを企業に入社させて初めて報酬を得るビジネスなので、死ぬ気で職務経歴書を磨き上げてくれるし、面接対策も付き合ってくれます。

「転職しない選択肢」をとるにしても、一度話してみるだけで心は救われます。


まとめ:辞めるかどうかより「武器と逃げ道」を持つこと

営業を辞めたいと思うのは、甘えではありません。

でも「辞めれば幸せ」とも限りません。

僕が学んだのは、この3つです。

  1. 心身を壊す環境は即辞めるべき
  2. そうでなければ最低1年は耐えるとキャリアの武器になる
  3. 逃げ道(副業や転職準備)があれば心が救われる

営業を続けるか辞めるかは、最終的にあなた次第です。

でも、どちらを選んでも「武器」と「逃げ道」があれば、人生は必ず楽になります。

👉 「営業がしんどい」と思っているなら、まずは一人で抱え込まずに、転職エージェントなどプロを頼ってみてください。

僕自身も救われたように、あなたもきっと少し楽になれるはずです。